COMMUNITY CHANGEMAKER STORIES



「COMMUNITY CHANGEMAKER STORIES」は、社会課題や環境問題に取り組んでいるチェンジメーカーを紹介するシリーズ。
「地球を良くするできること」のヒントやアイデアで溢れている、素敵なストーリーを集めたシリーズです。


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LINA NAKAYAMA

2021.06.04

今回はモデル兼ギャラリーアシスタントとして活動している中山りなさんをご紹介します!
褐色の肌・カーリーヘアの人に対するイメージを多様化するためにモデルとして活動しているりなさん。
そんな彼女の社会への向き合い方について話を伺いました。

(https://www.instagram.com/_lina_nakayama/




Q1. 自己紹介とお仕事について少し教えてください!
中山りなです。モデル兼ギャラリーアシスタントをしています。

Q2.社会・環境問題に取り組むきっかけは何でしたか?
社会問題に関してはあまり直接的に取り組んではない気ががするけれど、インスタのストーリーに載せてから会話が始まったりするから、周りの友達とかと話したりするぐらいかな。

環境問題も同じようで生協の食べ物で育ったから、家族内で環境問題について話すことが多くて、気付いた時には環境問題について意識するようになっていたかな。

Q3. どんなことに喜びを感じますか?
ふとした時に感じる!
水が反射してきらきらしてる時だったり、いまの時期は木漏れ日も風のかおりもとってもすき。このまえも夜カラオケモードで自転車乗りながら月見て”きれいだな”って思ったり。笑

あとはそうだね、がんばってる友達から嬉しい話を聞いたり、単にいいニュースを見たり消化できてないモヤモヤにひらめいて、スッキリした時とかとかね。

Q4. どんな世界になっていってほしいと思いますか?
暴力が少ない世界。
それから性別、階級、人種、国籍、国境とかのラベルや区別を超えて、純粋に不完全な人間の多様性を認め合えて、助け合えて、信頼し合える。そんな強みがある世界。

ヘイトは不安と不公正でできているとおもう。
だからいまの社会で苦手な考え方とか避けたい話題とかなんでかネガティブに受け取っちゃうことがあるのはとても自然なことだとっておもってて。自分の世界観も感情も時間的なものだから、自分のペースで向き合えばいいんじゃないかな?
ただそれがいがみ合ったり、殺しあったりする理由にはなっちゃいけないし、有限なこの地球で気候正義をもう後回しにするわけにはいかない。

構造的なものを含めて暴力をなくなくすことはできないけど、最小限を目指して私たちのベストを尽くせるよう連帯して持続可能で公正な世界ができればすてきだなっておもう。

Q5. さらに多くの人が社会・環境問題にもっと取り組むにはどうしたらいいと思いますか?
まずは対話への仕切りを低くする雰囲気作りと対話が生まれる仕組みづくりが必要な気がする。

社会・環境問題に取り組むのって労力が必要。自分でリサーチしたり、まっすぐ向き合ったりするものだとおもうから、時間も感情も費やすことになる。

いまの私たちの生活で社会・環境問題に向き合えるほど時間的にも感情的にも余裕がある人って限られてる気がする。でも私たちが主体的に動かないかぎり、世界を「更新」していくことはできない。

社会的な運動に参加する人たちが社会のうちの3.5%に達すると、社会が変わるともいわれていて。わたしもまだまだ勉強中でいまのわたしができるアクションを模索中だけど、まずは3.5%を目安に考えるとそれが実現可能な仕組みづくりと、このすてきなプロジェクトみたいな対話をつくるきっかけが増えて、多面多角的にアプローチするコミュニティーが作られて、活動が活発になることでことで、もっともっとみんなも地球も心地いい世界に近づくじゃないかな?